土地狂いの備忘録

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水族館で知識欲を満たしたい

魚津水族館に行ってきたらめっちゃ楽しかったので感想を書きます。

 

旅行先の水族館には必ず訪問してます!ってほどの熱意はないんですけど、もっと早く行っとけば良かったと思うくらいには楽しかった。

現存する水族館としては日本最古のものだって聞いたのでレトロさを期待してたんですが、入口すぐの富山の淡水魚コーナーで一気に引き込まれてしまったのがコレ。

解説パネルが良すぎる。

生態だけじゃなく人間が及ぼした影響についての説明もわかりやすい。水族館として河川環境調査もしてるからですかね?国内の淡水魚コーナーでこんなにじっくり見たのは初めてかもしれない。

そして何よりイラストが可愛い!飼育員さんが描いてるものらしく、缶バッジが売ってました。個人的にはステッカーも欲しい.....

 

魚津水族館もパネル一つ一つが丁寧に作ってあって、知識欲満たされすぎて気持ちよかったなぁ。良かった解説はたくさんあるけど、一番好きな解説がこちら。

これは富山湾大水槽にある解説の一つなんですが、ブリがアクリルにぶつからないようにするために展示方法を模索する過程が書かれています。このトライアンドエラーの書き方が丁寧ですよね。飼育員さんの本気の自由研究を見ている気分だ.....

そして当初期待していたレトロさにもちゃんと応えてくれた。

故障してて草。歴史のある展示施設に故障中の張り紙は付きもの。

 

あとこういう展示周りや建物そのものから滲み出る昭和感がいいよね.....  この雰囲気が味わえる場所ってどんどん減ってるから貴重だよなぁ。

 

水族館って海獣類がメインになりがちだけど、魚津水族館は他の水生生物もちゃんと存在感があって良かったな。額縁くらいの水槽が並んでて生き物の写真と名前だけ書いてあるエリアって、目に留まらなくてスタスタ歩いちゃうことが多いんですよね。そういった生き物の展示の質を高められるのは、小さな水族館だからこそできる強みだなと思います。

この水槽もサンゴにもっと注目してほしいと魚を入れずに展示してあって、じっくり見ると結構楽しかった。飼育員さんの熱意が至るところで伝わってくるから、オタクの語りを聞くのが好きな自分には相性抜群だったな。

最近ネットで話題になってたおさかなショーは時間の都合で見れなかったし、また再訪したいな~~~